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非従来型超伝導の先駆け物質、38年を経て電子状態が明らかに

 特定の物質を非常に低温まで冷却すると発現する「超伝導状態」。電気抵抗が突然ゼロになるとともに、外部からの磁場が排斥される完全反磁性という特性を示す現象だ。近年、電子間に強い相関が働く「強相関電子系」という物質群においても超伝導が実現することが確認されており、「非従来型超伝導」と呼ばれている。東京大学と京都大学などの研究グループは、非従来型超伝導の「先駆け」となったCeCu2Si2(Ce:セリウム、Cu:銅、Si:シリコン)の電子状態を明らかにした。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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