HOME> コラム / 教育 / 産学連携

アクティブラーニングによる課題解決型産学連携講義の意義と課題

2007年、経済産業省は若者が社会で仕事をするときに必要になる「社会人基礎力」を大学が育成・評価する仕組みづくりとして、「平成19年度産学連携による社会人基礎力の育成・評価事業」を募集した。この背景には大卒新規採用者の就職率を上げ、入社後の早期離職者の増加を食い止めたいという狙いがあった(図表1)。この募集案件において、大阪大学や宮城大学、東京電機大学など全国7大学がモデル講義として採択される中、筆者が企画・立案した講義も、勤務先である中京大学の講義の一つとして経済産業省のモデル講義第一号に採択された。

続きを読む

坂田 隆文

中京大学総合政策学部教授、博士(商学)、中京大学教育推進センター委員会能動的学修推進部会部会長。名古屋大学、名古屋市立大学、金城学院大学非常勤講師。マーケティング戦略論、流通論、商品企画論を主な専門とし、「面白さ」と「わかりやすさ」と「有益さ」という3つを重視した講義・研修で定評がある。近著に『1からのマーケティング・デザイン』(共編著、碩学舎)、『1からの商品企画』(共著、碩学舎)がある。近年では名古屋で若手企業人を集めた異業種交流勉強会を主宰するなど、活動の場を広げている。詳細は担当ゼミHP(http://www.sakataseminar.jp/)にて。

人気記事ランキング

まだデータがありません。

大学検索

モバイルバージョンを終了