中央大学は11月2日から、2017年度の受験生を対象にした予約奨学金の募集を始める。入試出願前に採用を内定し、入試に合格して入学が決まると原則として4年間の授業料相当額の半額を給付する。

 中央大学によると、奨学金の対象は2017年4月に中央大学へ進学を希望する人のうち、学業成績が優秀な首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)以外の高校または中等教育学校後期課程出身者。2017年3月卒業見込みか、2016年3月以降に卒業した人に限る。また、父母の2015年1年間の合計所得額や高校等での調査書の評定平均値など、いくつかの要件を満たす必要がある。

 給付額を各学部別に2016年度の授業料を基に算出すると、法学部、経済学部、商学部、文学部が約38万円、総合政策学部が約48万円、理工学部が約56万円。給付日は5月下旬の予定。給付期間は原則4年間だが、各学部で毎年、継続審査を受けることが求められる。成績などの基準が満たされなければ、継続されない。

 採用予定者の定員は約100人。受験する学部ごとに採否を決定するため、法学部は内定しても、経済学部では不採用となることもある。採用内定の通知は12月下旬にある。

 申請する場合は、大学ホームページから必要書類をダウンロードして記入し、提出資料を揃えて11月2日から12月1日(消印有効)までに中央大学厚生課「中央大学予約奨学金」係へ簡易書留で送付する。

参考:【中央大学】中央大学予約奨学金(2017年度受験生対象)募集について

中央大学

多様な教育により養われた「行動する知性。」は世界と日本の「中央」へ

中央大学は、1885(明治18)年、「實地應用ノ素ヲ養フ」という建学の精神を掲げ、「英吉利法律学校」として創設されました。この伝統は、総合大学として幅広い学問分野を網羅する現在では、「行動する知性。- Knowledge into Action-」というユニバ[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部です。
大学や教育に対する知見・関心の高い編集スタッフにより記事執筆しています。