国内在住の外国人留学生を対象とする日本語や日本文化のクイズ大会「全日本ジャパンボウル大会」が11月、京都市右京区西院笠目町の京都外国語大学森田記念講堂で開かれる。ジャパンボウル大会はワシントン日米協会主催のクイズ大会で、これまで主に米国内で開かれており、日本での開催は初めて。

 京都外国語大学によると、出場者は3人1組のチームを編成し、日本語だけでなく、日本文化や社会、歴史、地理、時事問題などのクイズに挑む。優勝チームには30万円相当の旅行券、優秀チームには1万5,000円のアマゾンギフト券が贈られる。

出場者のエントリーは7月21日までウェブ上で受け付けている。出場資格は日本語学校も含め、日本の高校以上の教育機関に留学している人で、滞在歴が通算5年以内。高校、大学院、大学、日本語学校、交換留学生などの学生証が必要。

ジャパンボウル大会は1992年に米国の首都ワシントンで始まり、毎年米国内で開催されている。いまでは日本語を学ぶ人のトップレベルの学術大会と認識され、200人以上の高校生が毎回参加している。ヨーロッパやメキシコでの開催例もある。

大会詳細:全日本ジャパンボウル大会特設サイト

大学ジャーナルオンライン編集部

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