中央大学と株式会社スクウェア・エニックスは、教養豊かな国際的な人材の育成を目的に、人的・知的資源の交流と活用を図る連携協定を締結。また協定の中心的な取り組みとして、中央大学に新設される「国際情報学部」において、スクウェア・エニックスの寄付講座を展開する。

 中央大学国際情報学部は、「情報の社会実装を学ぶ」という観点のもと、グローバル化が進む様々な産業で国際的に活躍ができる人材の育成を目的に、2019年4月から開設される。同学部では、「情報の仕組み」(工学系)と「情報の法学」(法学系)の学びを融合させ、より実践的な教養修得を図るために産学連携のプログラムを積極的に推進していく。その一環として、株式会社スクウェア・エニックスとの協定締結および寄付講座の展開が決定。本講座は、国際情報学部の学生を対象として、開講は2021年度を予定している。

 中央大学と連携するスクウェア・エニックスは、本講座を通じ、急激なグローバル化が進むエンタテインメント産業の将来を担う人材の育成を目指す。講座では、ITや映像制作・AI等のコンテンツ開発技術を学ぶ「情報の仕組み」、世界市場での事業展開に必要不可欠な法規制や文化慣習などの対応等を学ぶ「情報の法学」の両面から実務的かつ多面的な内容とする予定。

参考:【中央大学】株式会社スクウェア・エニックスと中央大学が連携協定を締結しました 国際情報学部_iTL_では寄付講座が展開されます

中央大学

多様な教育により養われた「行動する知性。」は世界と日本の「中央」へ

中央大学は、1885(明治18)年、「實地應用ノ素ヲ養フ」という建学の精神を掲げ、「英吉利法律学校」として創設されました。この伝統は、総合大学として幅広い学問分野を網羅する現在では、「行動する知性。- Knowledge into Action-」というユニバ[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

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