東京音楽大学は、2019年度から、学校法人創志学園クラーク記念国際高等学校と連携授業を開始し、高大連携をスタートさせた。

 東京音楽大学では、2019年度からクラーク記念国際高等学校東京キャンパス「パフォーマンスコース」の2年生を科目等履修生として受け入れる連携授業を開始。連携授業は、東京音楽大学の声楽専攻1年次の「ヴォイストレーニング」。講義のほか、グループレッスンによるトレーニングを織り交ぜながら、呼吸法・音程のコントロール・共鳴のコントロールなどクラシックの声楽技術の基礎を学ぶ。

 クラーク記念国際高等学校では、この東京音楽大学の「ヴォイストレーニング」を「パフォーマンスコース」2年次の必修授業と位置づけ、通年履修で2単位の取得を認定する。 「パフォーマンスコース」は、主にダンス・演劇・殺陣 たて・RAPなど多様な舞台パフォーマンスの習得を目標としており、こうした高校生と授業を共にすることは、声楽専攻の大学生にとっても表現の幅を広げる機会にもなるのではと大学側も期待を寄せている。

 クラーク記念国際高等学校は全国にキャンパスを有し、約11,000名の生徒が在籍する日本最大級の広域通信制高等学校。1992年に開校し、校長は三浦雄一郎氏。

参考:【東京音楽大学】東京音楽大学(TCM)、クラーク記念国際高等学校と連携授業を開始― 高大連携をスタートさせる ― (PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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