第7回日中韓大学間交流・連携推進会議が2019年9月5日、東京都港区新橋の第一ホテル東京で開かれる。同会議は質の保証を伴った大学間の交流連携構想「キャンパス・アジア」を推進しているが、会合では大学間の連携推進に向けて意見交換する。

 文部科学省によると、日中韓3国の政府、大学、質保証機関、産業界から有識者約15人が出席し、質保証機関によるキャンパス・アジアプログラムのモニタリング進捗報告や、キャンパス・アジアの第3モードの枠組みについて議論することにしている。

 キャンパス・アジアプログラムは日中韓3国の政府や質保証機関、大学などが連携し、大学の国際競争力を向上させる交流を推進する目的でスタートしている。2016年度から17件のプログラムを採択して本格実施に入っており、日本はこれまで2,120人を中韓両国に派遣し、両国から2,226人を受け入れている。

 試験プログラムを実施する第1モードに続き、プログラムを本格実施する第2モードを展開中で、アジアの他の国と地域の参加を求める第3モードの検討段階まで進んでいる。第3モードの展開は2021年からを予定している。

参考:【文部科学省】第7回日中韓大学間交流・連携推進会議(於:東京)の開催について

大学ジャーナルオンライン編集部

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