群馬大学理工学部電子情報理工学科4年の古澤龍夜さんが、社会貢献の分野において日本学生支援機構2019年度優秀学生顕彰で大賞を受賞した。

 日本学生支援機構では、優れた業績を挙げた学生・生徒に対してこれを奨励・支援し、21世紀を担う前途有望な人材の育成に資することを目的として、優秀学生顕彰を行っている。

 今回の受賞は、古澤さんが所属する大学非公認学生団体PPP-CにおけるICT教育活動が評価された。ICT教育とは、パソコンやタブレット端末、インターネットなどの情報通信技術を活用した教育手法。PPP-C(Professional Pierrot Programing Circle)は 学生向けの勉強会の中で自分達の力を向上させるだけでなく、民間企業や自治体とともに群馬県内のICT教育を推進する活動を行っている。古澤さんは団体の中心的存在として複数のICT教育団体の立ち上げに関わり、年間1000人以上を対象にICT教育を行った。

 優秀学生顕彰は、学術、文化・芸術、スポーツ、社会貢献、産業イノベーション・ベンチャー、国際交流の6つの分野 があり、2019年度は全分野で105名の応募があった。大賞受賞者は、学術4名、文化・芸術2名、スポーツ4名、社会貢献1名、産業・イノベーション0名、国際交流2名。優秀賞を含めると、61名が受賞した。

参考:【日本学生支援機構】2019年度 優秀学生顕彰 選考結果

群馬大学

Act Locally,Think Globally(地域に根ざし、地球規模で考える)を理念とし有為な人材を輩出し続けます。

群馬大学は、1949(昭和24)年に群馬師範学校,群馬青年師範学校,前橋医学専門学校,前橋医科大学,桐生工業専門学校を統合して設立されました。以降、北関東を代表する総合大学として次世代を担う豊かな教養と高度な専門性を持った人材を育成すること、世界水準の学術研究[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部です。
大学や教育に対する知見・関心の高い編集スタッフにより記事執筆しています。