公職選挙法の改正により、今夏の参院選から“選挙権18歳以上に引き下げ”が実施されるという状況を踏まえ、目白大学(東京都新宿区)社会学部メディア表現学科は、さいたま市選挙管理委員会(以下、さいたま市選管)と共同で、「若い有権者に魅力ある選挙啓発用動画」を制作します。同学科では、西尾典洋専任講師のもと、ゼミ生を含む2、3年生の学生がメンバーとなってこのプロジェクトに取り組みます。

 さいたま市選管は、若い世代に選挙の大切さを知ってもらい、投票してもらうためには、同世代の若者が自由な感性で作成した動画による呼びかけが効果的であると考え、同大学と共同で制作することを決定。
同学科では授業の一環として、担当教員の指導のもと番組の企画・取材・編集をすべて学生たち自身で行う番組制作活動を行っており、実際にYouTubeなどでも番組を配信。日頃、効果的なコミュニケーション手法やコンテンツ制作技術について学んでいる学生たちにとっても、今回の同市との共同制作は貴重な体験となります。

 動画は、18歳選挙権開始に関する注意事項や、投票の方法を周知する内容で制作される予定で、2016年2月19日(金)には、さいたま市選管の職員が同大学(新宿キャンパス)を訪問し、制作する学生メンバーを対象に動画制作や選挙制度についての説明会を実施。同年4月以降、YouTubeなどに掲載して選挙啓発に活用していきます。
なお、本件の取材に関する問い合わせは、さいたま市選管が窓口となります。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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