横浜市立大学附属病院は、理系フェスタの一環として、外科医体験「ブラック・ジャックセミナー」を、2016年7月30日に開催する。小・中学生が対象のイベントで、体験プロムラムを通して医療への興味を深めてもらう。

 理科離れが続く中、文部科学省は2017年度から「Jr.ドクター育成塾」の事業化を予定するなど、科学や数学に強い人材を育成する機運が高まっている。理系フェスタは理系分野への興味・親近感の喚起を図るのが狙いで、「医学編」「植物編」「科学編」の3分野同時開催となる。

 医学編の「ブラック・ジャックセミナー」は小・中学生が対象で、横浜市立大学附属病院の現役外科医が直接指導にあたる。同附属病院のシミュレーションセンターには本物の手術器械が完備されており、テレビドラマや映画で目にする外科手術を体験してもらう。さらに、胃内視鏡検査や心肺停止患者の救命処置などの体験プログラムも用意している。定員は42名で、セミナー終了後には参加者全員に修了証が授与される。

横浜市立大学

横浜における知識基盤社会の都市社会インフラとして、教育研究と医療の拠点機能を担う。

横浜市立大学は1882(明治15)年に設立された横浜商法学校が前身となっています。横浜市立大学として教育、研究、医療の知的創造拠点としての役割において横浜の発展に寄与することを目指し、なおかつ優秀なグローバル人材や先端研究の成果と高度医療を横浜から世界へ発信す[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

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