中央大学の学生団体「チーム防災」は、防災の知識と知恵をまとめた、子供向けの「防災百人一首」を制作。大学の公式webサイトから無料でダウンロードできる。

 中央大学ボランティアセンター公認学生団体の「チーム防災」は、「防災を通して、学びあい、活かしあい、高めあう」を理念に、主に日野市内のイベントで防災ゲームなどの活動を行っている。その活動の一環として、多くの子どもたちにゲームを楽しみながら防災に関する知識や興味をもってもらい、日頃から身近な生活に活用してもらいたいと、2018年に「防災百人一首」を作成した。

 防災百人一首は、『災害時、伝言ダイヤル利用しよう 電話番号171』『台風・大雨注意報 川や海には近づかない』など、災害のさまざまなケースに備え、注意し、行動する防災の知識と知恵がまとめられ、読み札と取り札が30組で1セットになっている。読み札の文案は子どもたちにわかりやすいように工夫を重ねて作り上げた。2018年10月に開催された日野市の「まちづくり市民フェア2018」で初披露され、反響が大きかったことから今回ダウンロードできるようにした。

参考:【中央大学】公認学生団体の活動「チーム防災」楽しくわかりやすく防災を学ぶオリジナル教材「防災百人一首」ダウンロードにて配布中!!

中央大学

多様な教育により養われた「行動する知性。」は世界と日本の「中央」へ

中央大学は、1885(明治18)年、「實地應用ノ素ヲ養フ」という建学の精神を掲げ、「英吉利法律学校」として創設されました。この伝統は、総合大学として幅広い学問分野を網羅する現在では、「行動する知性。- Knowledge into Action-」というユニバ[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

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