2019年10月10日、千葉商科大学サービス創造学部の学生たちが授業の一環としてオリジナルバッグを開発した。

 サービス創造学部の正規授業科目「プロジェクト実践 3D」では、中村聡宏専任講師の指導のもと、社会的ニーズやマーケティングに裏付けされた「サービス創造」視点による企画立案、チームによる協働活動、各局面における課題発見と解決について学んでいる。今回のオリジナルバッグ開発は、新しいサービスを生み出すための実践力を発揮する狙いで行われた。

 商品開発には、今回初めて、サービス創造学部の公式サポーター企業である株式会社千葉ロッテマリーンズと株式会社ベイエフエムが参加。同様に公式サポーター企業であり、これまでにも協同実績のある株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドにより、2種類のトリプルコラボバッグが誕生した。

 マリーンズのコアファンをターゲットにした「千葉商科大学×サマンサベガ×千葉ロッテマリーンズ」は、ファンに喜んでもらい、より球団を好きになってもらうことがコンセプト。マリーンズらしさを感じさせるモノトーンのストライプ柄も、学生が発案した。9月19日に開催した「千葉商科大学スペシャルマッチデー」では、学生がチームの公式戦をプロデュースし、ファーストピッチセレモニーでの選手へのバッグ贈呈やイベントブースでの販促などを行った。

 「千葉商科大学×サマンサベガ×ベイエフエム」は、ベイエフエムが課題とする若者の聴取者獲得、若者への認知度向上に対し、10~20代女性の圧倒的な人気を誇るサマンサベガと学生の三者が協同。学生がベイエフエムのイメージカラーであるブルーを基調とした複数のデザイン案を作成し、学内アンケートの回答を反映しデザインが確定した。学内でのポスター掲示や学生のSNSを活用した情報発信とミックスし、ベイエフエムの課題解決を目指す。

参考:【千葉商科大学】学生たちが企業とのトリプルコラボ商品を開発(PDF)

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